2019年から流行が始まり、2020年にパンデミックとなった新型コロナウイルスですが、結局どんなものなのでしょうか
本記事では”コロナウイルス”についての解説を行います
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新型コロナウイルスとは
新型コロナウイルスは”コロナウイルス”というウイルスの一種です
wikipediaで適当に検索するとコロナウイルスは、ゲノムとしてリボ核酸(RNA)をもつ一本鎖プラス鎖RNAウイルスで、哺乳類や鳥類に病気を引き起こすウイルスのグループの1つであり、ニドウイルス目コロナウイルス科オルトコロナウイルス亜科に属するもの――
って初見だとなんじゃこれぇぇぇぇぇですよね、頭が意味を理解することを拒否しているようです
…これから順番に説明していきます。本記事を最後まで読んでいただければ、きっと理解できるはずです
ただ、少し難しい話になるので深く考えずになんとなく理解するだけでも十分です
RNAとDNA
先程の”リボ核酸(RNA)”
これはDNAと協力してタンパク質を作り出すものです
コロナウイルスは遺伝情報が”RNA”で作られています
先に、DNAとRNAの違いを説明しておきます
難しい話になりますが、DNAは「A(アデニン)、G(グアニン)、C(シトシン)、T(チミン)」の4種類で作られています
一方、RNAは”T(チミン)”ではなく”U(ウラシル)”の4種類で作られています
そして、RNAのウイルスと、DNAのウイルスを比べるとRNAウイルスの方がやっかいです
RNAウイルスはやっかい
――実は、RNAウイルスはDNAウイルスと比べて変異しやすく、ウイルスに多様性があります
例をあげると季節性インフルエンザ。これも”コロナウイルス”が原因ということがあります。毎年多くの人が感染する理由はたくさん変異するからです
変異が少なかったら、同じワクチンで予防や重症化防止できるのに対して、季節性インフルエンザなどのRNAウイルスは変異が多いので、罹患(りかん、病気にかかること)したことがある人でも、複数回感染することがあります
ワクチンも変異するたびに変えて、注射などをする必要があります
一方、知名度が高いDNAウイルスとしては”天然痘”が知られています
コロナウイルス科に属するものは基本的には動物(哺乳類、鳥類)に悪影響を与えます。例えば人には呼吸器感染症(風邪や肺炎)を引き起こします
アイキャッチ画像はGerd AltmannによるPixabayからの画像